新年のご挨拶

2025年1月6日

皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年弊社は10周年を迎え、次の10年に向けて何をすべきかについて考えてきました。ちょうど10年前は「世界の人口爆発と日本の労働人口減少」という対極的なテーマがありましたが、今後の10年はそれが更に際立って新たな問題が産まれるだろうという結論に達しました。

労働人口の減少にはITによる効率化が必須だろうとの仮説は概ねまちがいはなかったと思います。IT要員が減ってゆく中でどのように要員を確保し、生産性の高い開発手法にリスキリングし、育成と新システムの開発を同時平行的に進めるのか、というお客様の悩みを解決するのが弊社のミッションだと定義してきました。しかし、考慮できていないことも多くありました。

  1. 弊社も人材確保に窮した。これは昨年資本業務提携によって対策しました。
  2. 労働人口の減少は労働者の所得増加につながると考えていたのですが、支給額は増加したもののインフレにより実質賃金が増えないという不満につながっている。
    ただここに関しては制度や政策の問題であり、政治課題として解決されるべきものです。

一企業としては与件として考えるのが妥当で、税、社会保険料負担を吸収して余りある利益を生み出し、社員に還元する原資を確保することに尽きます。
そのためには「社員のスキルアップ」と共に、他社にはない「オンリーワンのソリューション」でお客様の信頼を確保することが必須であると考えており、弊社では「業務プロセス標準化」と「基幹システム」にこだわってきました。お客様の最も大きな悩み事であるという理由からです。

私達は規模が大きく、開発に時間と費用を要する「基幹システム」にこそ、ローコード開発が適用されなくてはならない。と考えています。
そのためにお客様と共に会社の垣根を超え、減少する貴重な人材を無駄にせず、皆が戦力として自信と、チームに貢献しているという実感が持てる関係づくりにチャレンジしていきたいと思います。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社イノベーティブ・ソリューションズ
CEO 細江 浩

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