スタッフがどの荷主向けのどの業務にどれくらいの工数を割いているのか簡易的に把握することが出来れば、荷主・業務ごとの業務分析や、スタッフの評価を正確に行うことが出来ます。TTSの利用を通して、荷主や業務ごとの原価計算や、各種分析が可能となり、生産性が課題になっている“業務プロセスの可視化”などに生かすことが可能です。
紙での作業報告では情報収集とデータ化に多大な工数がかかります。
入退室管理に依存した管理では情報が粗すぎて正確な分析に生かせません。
WMS(倉庫管理システム)からはトランザクション情報しか得ることが出来ません。
その課題、「タスクトラッキングシステム」なら解決できます。
ISOLの「タスクトラッキングシステム」では報告業務を簡素化し、作業員/業務/荷主ごと時間を正確に把握することを可能にします。
標準作業(入庫、棚入れ、ピッキングなど)を事前に登録すると、これらの作業が登録されたユーザー企業の作業一覧に自動的に追加されます。荷主ごと、倉庫ごとに存在する個別の作業工程も任意に追加することができます。作業員が作業報告をする際、事前に登録済みの荷主を選択し入力、その後担当する作業工程を入力します。 これにより、作業記録は作業員別、荷主別、作業工程別に取得されるため、荷主を混同することなく、同一プラットフォームで管理することが可能です。
システムによって収集するデータをもとに荷主別、業務工程別の所要工数を把握・分析することが可能です。 正社員/パート社員/派遣社員などの雇用条件別、またはフォークリフトなどの特殊技術を持つ作業員をそれぞれ単価を適用することで、 業務工程ごとの正確な原価の算出が可能となります。 また、WMSのトランザクションデータと組み合わせることにより、所要時間内の処理数を算出し、作業員ごと/作業工程ごとの厳密な生産性の把握が 可能となり、改善活動に必要な情報武装を支援します。
デジタルデータを元に集計等に時間をかけることなく荷主への請求処理が可能です。業務の効率性を向上すると共に、正確な情報を元にした請求処理や報告業務が可能となり荷主へのサービス向上に寄与します。作業員に対する給与清算でも同様に、雇用条件やスキル別など、予め設定してある単価を適用して正確な作業時間と共に給与の算出をサポートします。
作業分類・工程は任意で作成することが可能です。
全社的または業種・業態ごとなど、業務の標準化が進んでいる場合は管理対象とする作業分類や工程を本部主導で設定することで、それに合わせた運用管理を現場側に遵守させることも可能です。拠点によっては、標準化の対象とならない業務工程がある場合には現場主導で分類や工程を任意に登録することも可能です。
作業員が入力処理を行うのに最適な場所を見極めて設置する必要があります。多くの場合は、作業エリアごとの詰め所のような場所が最適な設置場所となるでしょう。
作業開始時に現場のリーダーにて作業者に割り当てる荷主と作業工程を選択し、担当する作業者がそれぞれのIDを端末にかざしてスキャンすることで開始登録が完了します。
終了時には、作業者がそれぞれのIDをスキャンするのみで報告が完了し、 そのままシステム上に反映されます。
トランザクションを詳細に取得するWMS(倉庫管理システム)からのデータとの連動により、作業時間のみならず、作業数の把握が可能となり、荷主・作業工程・作業員ごとの生産性の把握が可能となります。
1.荷主の登録
各倉庫における管理対象の荷主を登録
2.作業分類・工程の登録
管理対象とする作業を、分類と作業工程と2つの階層で登録
3.作業員の登録
所属企業と従業員タイプ、スキルレベルなどを定義・登録
4.作業開始・終了登録
作業の開始時と終了時にIDをスキャンすることで報告
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