GX30レポート②

はじめに

昨年11月28日(火)〜 11月30日(木)の3日間行われたGeneXusのインターナショナルミーティング(GX30)へ参加するため、南米ウルグアイへ行って参りました。充実した時間をこの記事を読んでくださる皆さまにシェアしたく、3回に分けてレポートをお送りいたします!

第二回の今回はGX30での登壇の様子と、最終日の様子、そしてイベント開催地であるウルグアイ・モンテビデオについてご紹介します。

目次

2日目も引き続き大盛況

初日に続き、朝から大盛況の会場。参加されている皆さんは、セッション前や合間になると会場前に用意されたコーヒーや紅茶、お茶菓子(ウルグアイのあまぁいお菓子についてはレポート③でご紹介しますのでお楽しみに!)を手に談笑したりしています。2日目は朝9:00から、夕方18:45までみっちりセッション尽くしの一日です。その中でも17:45~、りそなホールディングス様のGeneXus導入事例発表が控えています!

登壇の様子

GeneXus導入事例の発表はメイン会場で行われました。講演タイトルは「Optimization of System Development in the Resona Banking Group through GeneXus: The Power of Automatic Generation(GeneXusによるりそな銀行グループのシステム開発の最適化: 自動生成の力)」。

発表前になると、続々と人が集まってきて会場は入口の方までいっぱいになっており、皆さんの期待と関心の高さが伺えます。

講演自体は日本語で行われました。さて、現地の皆さんはどうやって講演を聞いていたかというと、
そう!レポート①でお話しした通り、会場に用意された翻訳機を手に英語またはスペイン語で聞いていました。

講演の中でNTTデータソフィア株式会社の白鳥様は、日本のバンキングシステムを紹介する上でなくてはならない日本独自の文化である、通帳と印鑑を実際に見せて講演をされていました。

また弊社の横井は冒頭、スペイン語で自己紹介し、現地の方から拍手と歓声が起こっていました!

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現地の皆さんが驚いていたのは、何よりプロジェクトの規模の大きさだったようです。りそなホールディングス様の個人顧客数は約1,600万顧客、インターネットバンキングのユーザー数は約835万ユーザーにもなります。比べてウルグアイの総人口は約357万人(2023年時点)ほどです。
ウルグアイの人口よりも多いユーザー数のミッションクリティカルなシステムをGeneXusで開発しているということに驚いた方も多かったようでした。こういった機会に多くの方に事例紹介ができて、一緒にウルグアイへ行っていたエンジニアの森も嬉しそうでした。

講演は無事成功、大きな拍手を頂いて終了しました。

いよいよ最終日

講演も無事終わり、次の日はもうGX30最終日です。最終日の午後はクロージングセッションとして、GeneXus S.A創業者であるBreogán Gonda氏のキーノートからスタート。ウルグアイ出身のバレエダンサーMaría Noel Riccetto氏をお迎えした基調講演(マリア・ノエル・リケットさんは名門アメリカンバレエシアターの元ソリストです。昔バレエを習っていた筆者としてはわくわくするお話が聞けて嬉しかったです!)の後、アワードが始まりました。
ニュースリリースでも既にお伝えしていますが、弊社が内製化支援を行ったりそなホールディングス様のGeneXusを活用したプロジェクトが評価され、表彰されました。

詳しくはニュースリリース

最後はCEO Nicólas Jodal氏のクロージングキーノートで幕を閉じました。

数あるセッションを見聞きするのはもちろん、GeneXus S.A社や、DVelop社(WorkWithPlus)の方とランチをしたり、学びも多く、充実した3日間でした。

モンテビデオってこんな街

さて、ウルグアイの人口の話はしましたが、GX30が開催されていたモンテビデオはどんな街なのか少し紹介します。
南米ウルグアイは南半球なので、11月末は初夏!これから夏に向かって暑くなってくるような時期でした。とはいえ夜はまだ肌寒いような日もありましたが、日中は晴れると肌がジリジリするほど暑かったです。

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GX30の会場であるラディソンホテルはインディペンデンシア広場(独立広場)にあり、その中心には名前の通り、ウルグアイ独立の父、英雄アルティガス将軍の銅像があります。

場所によって一人では出向かない方がいい区域はあるものの、イベントの合間をぬってお散歩しに出掛けたりすることもできました。

海じゃなくて川...?

ちなみに写真に写っているのは海ではなく川だそうで、溶け出したミネラル分で茶色くなっているのだそう。年に2回ほど風のない穏やかな日には水が青く澄むこともあるそうなのですが….その原理は未だ謎です。本当に川が急に青くなる日なんてあるのか?!
ちなみにウルグアイに着いた際、移動のバスの中でガイドさんがこの川は銀が取れる(?)的な話をしてくれていたのに、うまく聞き取れずもやもやしていたのですが、この川の名前を調べていたら答えに辿り着きました。

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この川はラプラタ川、スペイン語でRío de la Plata〔リオ・デ・ラ・プラタ〕と呼ばれており、発見した際にこの川が銀の川であることを願って「ラ・プラタ(Plata=銀、ラは女性定冠詞)川」と命名したそうです。多分この川の名前の由来をガイドさんは一生懸命教えてくれようとしていたのだと思います。

あぁ、今更ながら、分かってすっきり…!

夏に向けて暖かくなってきていることもあり、夕方になると川沿いはランニングやウォーキングを楽しむ人たちであふれかえっていました。

次のブログでより詳しく、ウルグアイについて掘り下げていきます!
お楽しみに。

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なお

イノベーティブ・ソリューションズのマーケティング担当として奮闘中。ゴルフやるやる詐欺をして早3年(今年こそ...!とは思っています...)。

こちらも併せてご確認ください!

ニュースリリース

りそなホールディングス様におけるGeneXusを活用した
プロジェクトが評価され、表彰されました

ISOLのGeneXus開発

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