ニュースリリース

年末のご挨拶

2021年12月20日 / Masayuki Kinoshita

2021年も残すところ僅かとなりました。

新型コロナウイルスのニュースに一喜一憂する状況が続いてはいるものの、多くの研究者や医療関連に従事する方々、日々の生活に欠かすことのできない業務に就かれているエッセンシャルワーカーの皆様のお陰で、少しづつ生活パターンが確立しつつあるように感じています。感染力の極めて強いウイルスの発生やワクチン格差などの世界的な問題もありますが、他者への「やさしさ」を持って一つ一つに取り組んで行くことで、ポストパンデミックの社会がより良いものになることを期待してやみません。

さて、弊社イノベーティブ・ソリューションズの今年を振り返ってみたいと思います。

今年は、これまで培ってきた技術力や開発手法などをお客様に評価して頂き、その結果としてメディアに取上げられたり、講演等でご紹介する場面がありました。

① りそなグループ様でのGeneXus適用(詳細はこちら
② 山崎製パン様でのGeneXusによる内製化促進(詳細はこちら
③ アスクルロジスト様でのTTSタスク・トラッキング・システム)利用(詳細はこちら

弊社におけるGeneXusを中心としたシステム開発及びその手法が金融業の基幹システムにもご活用頂けることが証明されたこともあり、来年以降は業種業態を問わずDXの推進にあたって急務である「内製開発推進基盤」の構築支援をご提供していきたいと考えております。

これでDXの推進にあたって必要となる3つの基盤である「内製開発推進基盤」、「デジタル情報基盤」、そして「ビジネスプロセス基盤」の構築手法をツールと共に確立、幾つかの業界で実践を踏んだことで当社独自のサービスモデル化が出来つつあります。

その他では、「デジタル情報基盤」の構築からプロセスマイニングやBIツールでの可視化の取り組みや、「ビジネスプロセス基盤」として昨今多くの企業様の課題となっているグローバルロジスティクスのモデリングからTo-Be設計、そしてシステム設計までの一連の業務支援などをさせて頂きました。

また今年は、業績の拡大に伴い、積極的な採用活動を進めた結果、新しいメンバーが10名入社しました。その中にはJICAのプログラムである「イノベーティブ・アジア」制度で留学、弊社でインターンした後に入社したマレーシア人とバングラデシュ人も含まれます。20代の社員も増えたことで、国籍のみならず年代の分布も広がりを見せ、当社の特徴である多様性はこれまで以上に豊かなものになっています。

ポストパンデミックの社会がどのようなものになるのかなかなか予測がつきませんが、私たちが掲げるビジョン「Making Innovations:イノベーションを創造することで生産性を高め、個人を幸せに導く」が今とても重要性を帯びていると感じています。

どのような変化の状況にあっても、みなさまの日常が守られ、心身共に健康的で文化的な日々がおくれる社会が維持されることを祈念し、年末のご挨拶とさせて頂きます。

取締役 EVP
木下 雅幸