弊社イノベーティブ・ソリューションズは2024年6月13日で10周年を迎えました!

そこで10周年を記念して、ウイスキーカスク(樽)を購入しISOLオリジナルボトルを作成しています。

ウイスキーカスク選び

ボトルやラベルのデザイン

ウイスキーのボトル詰め

スコットランドから日本に輸送し、
皆様にお届けできるようになるまでの過程を本ブログにてお届けします。

カスク管理会社、Olaさんの試飲動画はこちら!

前回の①ボトリング編で最後にお話しした、カスク管理会社のOlaさんによるISOLカスクの試飲動画を公開しました!

Olaさんにはラベルや箱のデザインでも大変お世話になりました。
ボトリングの際に少し採ったサンプルを試飲してすぐこの動画を送ってくださったわけですが、
Olaさんが味や香りを言語化してくれることで、より一層飲むのが楽しみになりました!

いつ届く...のか?

さて、そもそも6月13日の周年パーティーに間に合うように準備をしていたこのウイスキー。
当初は「余裕をもって4月中、それが難しければ最悪5月頭には日本に着いていてほしい」という話で進めていました。

1月にラベルデザインが決まり、2月にリゲージ(ウイスキーの度数や内容量の再測定)をし、ボトリング自体は4月中旬に完了したのですが、そこからなかなか発送まで進みません。結局、Olaさんが “流れのどこかで必ず遅れが生じる”とおっしゃっていた通り、そのまま5月頭を迎えてしまいました。

本当に間に合うの?!

余裕をもって届いてほしいと言ったのには理由があります。
周年パーティーにご参加いただいたみなさんにはお土産としてウイスキーをお持ち帰り頂くのですが、せっかくシリアルナンバーを振ったので、“どのシリアルナンバーを誰が受け取るのか”、きちんと整理しなければいけませんでした。

そのため、イベント準備側で招待客・席次を確定させた上、シリアルナンバーにお客様一人一人を振り分けたのち、シリアルナンバーを確認しながら袋に入れてお名前タグをつけなければなりません。
また、今回のパーティーはお席が最初から決まっており、ボトルはお客様のお席に事前に置いておくことにしたので、分かりやすいように席ごとに箱詰めして会場まで持って行く必要がありました。

ボトリング後は、運送業者の見積りを頂いて選定等を行っていました。
そしてイベントの準備で大忙しだった5月中旬、やっと発送開始の連絡を頂きました!
航空便にしたため、スコットランドを出てしまえば1日で成田にやってきます。
そこから通関・税関検査を受け、酒税等をお支払いし、やっと弊社までやってきます。

結局、成田に着いたのは5月30日(木)。
週末をはさみ、通関・税関を通って支払いをし、弊社にやってきたのは6月7日(金)でした。
週末を抜くと、イベントまであと3日しかありません!笑

ギリギリだなぁ...

これぞカオス!

というわけで、6月7日午前中にオフィスに到着したので、午後は仕分けと袋詰めを行うことに。

6本入りの段ボールが計33箱届きました。
しかも各段ボールには番号が振られており、1番の箱にはランダムではあるものの、シリアルナンバー1~6のボトルが入っています。これは随分仕分けがしやすい…!Olaさん、ありがとう…!

ただここで想定外のことが起こります。
ボトルを入れる用の外箱も作成していただいていたのですが、自分たちで組み立ててボトルを入れる想定でいたところ、なんとしっかり外箱に詰まって届きました。そしてシリアルナンバーは箱には書いていません!

ということは何が発生するかというと、一箱一箱開封して(!)シリアルナンバーを確認し、箱に入れ直して割り振ったシリアルナンバーのお客様のタグが付いた袋に入れるという作業が必要になります。

というわけでここからはみんなで分担して作業を進めます。
今見てもカオスすぎて笑ってしまいます!この日は半日、この作業で終了しました。笑

部屋中ウイスキーの箱と袋だらけに!

とりあえず届いてよかった、袋詰めも終わってよかった….とここでかなり安心しました!

やっと目にするオリジナルボトル。いい感じです!

新たな発見

開封してみて面白い発見が2つほどありました。 まず一つは、シリアルナンバー129までは印刷、130からはなぜか手書きだったこと。 なぜそうなのかは分からないままです。
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そしてもう一つは、シリアルナンバーを振っていない4本のエクストラがあったこと。

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これは単純にリゲージでの想定本数より多くボトリング出来た分を入れてくださったのだと思います。
というわけで合計本数は192本+シリアルナンバーレス4本=196本でした。

ウイスキーはパーティー前日に会場へ!

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箱詰めも完了し、分かりやすいようにほぼ席次通りに段ボールに詰めた状態で
ウイスキー約80本をパーティー前日に会場に搬入させていただきました。

色々カオスでしたが、ちゃんとパーティー当日にお客様にウイスキーをお渡しできるのでほっとしました。

全編英語になってしまいますが、Olaさんも記事を上げてくださっています。
良ければご確認ください。
>>STRAVAIG SPIRITS

次はいよいよパーティ編です。
お楽しみに!