弊社イノベーティブ・ソリューションズは2024年で10周年を迎えます

そこで10周年を記念して、ウイスキーカスク(樽)を購入しISOLオリジナルボトルを作成いたします。

ウイスキーカスク選び

ボトルやラベルのデザイン

ウイスキーのボトル詰め

スコットランドから日本に輸送し、
皆様にお届けできるようになるまでの過程を本ブログにてお届けします。

サンプリングと試飲会

カスクの購入手続きは終えました。
そこで、リンクウッドとウィットローのサンプルを依頼し、飲み比べを開催することにしました。2つを飲み比べて、今回ボトリングするウイスキーを決めます。

◀左がリンクウッドのサンプル、右がウィットローのサンプルです。ウィットローの方が、赤ワイン樽の影響を受けているからか色が濃いですね。

サンプルを取り寄せた2つのウイスキー+会社においてあるウイスキー、合計3つのウイスキーを名前や情報を伏せて飲み比べ(ブラインド・テイスティング)をします。
この飲み比べには社内外から8名参加しており、どのウイスキーが好みだったか多数決を取ります。

早速ですが結果はこの通りです。

1. カスク購入初期費用

まず、“会社においてあるウイスキー”の正体はマッカラン12年でした。
そ~りゃうまいよね!!笑 (←その場にいたみんなの声です)
ただ、見ていただいて分かる通りマッカランは加水してあり、度数も他の2つに比べて低く、もうボトルに入って売られている「今飲んで美味しい」ウイスキーです。

カスクストレングスとは、樽から出して水で薄めずそのままのウイスキーのことを表します。そして、熟成年数が長い方がアルコール度数はまろやかになるものです。ウィットローはこの中でも年数が一番浅く、度数も強いので、どおりで今飲むには少しきつくて飲みにくい印象でした。

そしてこの試飲会では、マッカランを抜いてリンクウッドが一番人気でした!リンクウッドは、まず香りがとてもよく、度数は高いが程よい甘さも感じられます。ストレートで飲んでも、ハイボールにしても美味しそうという意見もありました。残念ながらサンプルは200mlしかないので、ハイボールまではテイスティングできなかったのですが、美味しそうなことは想像できました。

ウィットローは赤ワイン樽ということもあり、ほのかに赤ワインが香ります。今はまだ度数の高さが気になりますが、この先どのように味が変化するかを楽しみたい、15周年/20周年のタイミングでボトリングするのもいいなぁ、なんて話をしながら試飲会を終えました。

こうして今回ボトリングするカスクはリンクウッドに決定しました!チェック✔

牡蠣と共に...

試飲会の後は、いつも通りのバーとなり仕事の話、ゴルフの話、食べ物の話に花が咲いたのでした。今回のメインは「兵庫県 室津産」の 殻付き牡蠣5㎏。生牡蠣、蒸し牡蠣と土手鍋でいただきました。いくら手が傷だらけになっても、殻付き牡蠣の魅力には敵いません。ウィスキーと牡蠣の相性は抜群ですが、生牡蠣にはアイラモルトを、蒸し牡蠣にはキャンベルタウンをかけて食べると幸せがこみ上げてきます。

ボトリング用カスクがリンクウッドに決まったところで、次の仕事はボトルの選定とラベルデザインへ進んでいきます。

Yutaka Hosoe
CEO